「2016 年全国成和青年・成和学生教育者研修会」 (主催・青年学生局)が3 月1 日から3 日まで、宮崎台国際研修センター(川崎市)で開催され、全国から二世圏の教育を担当する成和青年部長や成和学生部長などの指導者約200 人が集いました。研修会では、「良心革命を巻き起こし、救国救世の旗手となろう!」のスローガンのもと、VISION2020 勝利に向けて救国救世運動を牽引する青年学生の育成のため、2015 年度の取り組みに対する総括と2016 年度の方針発表を実施。大学生・青年の教育を担当する成和青年部長と、中高生の教育に責任を持つ成和学生部長が、最初から最後まで同じプログラムを受ける初の試みとなった今回の研修会は、天のみ旨を成す二世圏育成のために、お互いの役割と使命を共有し、意見を交わしながら一つになっていく重要な場となりました。
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開講式では、田中富広副会長(兼 青年学生局長) が青年学生局における2015 年度の総括と2016 年度の戦略について語りました。
まず田中副会長は、2015 年度の主な取り組みと総括について、青年学生局の主要テーマである「連結」「伝道」「リーダーシップ」「社会貢献・国際貢献」に関する取り組みを報告。その後、2016 年度の方針として「二世圏連結強化」「青年学生伝道強化」「大学生活動活性化」「救国救世運動強化」を主要戦略として取り組むと述べました。
また、新たに二世圏活性化推進委員会の発足のほか、全国大学生1 万名大会の開催と世界平和総学生連合(SFWP)の構想が打ち出され、VISION2020に向けて救国救世基盤の造成に向けたロードマップを示しました。
さらに、統一教育論に基づいた「段階別教育プログラム」の構築により、二世圏教育の一貫性を向上させ、総合的な人材育成の基礎固めを重視していく方針が発表されました。
青年学生局の2016 年度の方針と、各部(成和学生部・成和大学生部・成和青年部)による昨年度の総括の発表を受けた上で、研修会1 日目は、地区ごとに段階別教育プログラムについてディスカッションを実施。中高生から青年学生、そして家庭青年までの一貫した教育プログラム構築の可能性について議論しました。
その後、徳野英治会長が、真の父母様御聖誕日と基元節3 周年記念式の一連の祝賀行事の中で感じられた内容を踏まえながら、特別講話を行いました。
その中で徳野会長は、今は真の父母観の伝統を立てる時であり、真のお母様の価値についてしっかりと理解し、真の父母様と一体とならなければならないと強調。その上で、一人ひとりが神氏族メシヤの勝利に向けて取り組む重要性を訴えました。
2 日目は、成和手帳活用講座、成和学生部・成和大学生部の方針と戦略、2015 年度新成和青年の連結報告がありました。
引き続き、役職や地域を超えてグループをつくり、教育における課題解決のためのディスカッションが行われました。
また、成和青年部長・成和学生部長に就いて1 年未満のメンバーを対象に、新任者研修会を並行して実施。夜には、救国救世運動を展開している国際勝共連合の大学生遊説隊「UNITE」の活動報告を受けた上で、成和学生部向けの政治教育コンテンツ「政治の学校」のVTR を視聴し、高校生以上の主権者教育の重要性を確認しました。
3 日目は、救国救世運動推進のためのディスカッション行い、成和青年部の方針と戦略、各種活動報告(広報局、祝福教育部、国際宣教部、UPeace 等)
が行われました。
閉講式では、今回新たに任命を受けた副教会長及びップガンメンバーが壇上に立ち、「サランチャジャ、インセンチャジャ(愛を探して、人生を探して)」を全体で歌う中、宋龍天・全国祝福家庭総連合会総会長と李海玉夫人をお迎えしました。
まず全体を代表して、2 名の研修生が決意表明。続いて、李海玉夫人が、私たちの目指す目標は高く、やらなければならない事は本当に沢山あるけれども、一つひとつ目標を定めながら確実に歩んでいくことの重要性について、国際大会で優勝したマラソンランナーの走り方を紹介しながら分かり易く説明し、研修生を激励しました。
宋龍天総会長は講話で、VISION2020 成就のための戦略と2016 年度の活動指針を説明しながら、救国救世運動を引っ張っていく青年学生圏に対し、大きな期待感を表明しました。
最後に、佐野忠國成和大学生部長の発声で億万歳を行い、研修会は閉幕。参加者たちは2016 年度の新たな出発を成していきました。