「どのように息子さんをまっすぐ育てましたか?」
最近、韓国の九里教会は、祝福家庭の子女の模範的な姿を見て、友人や家族が伝道されるということが起きています。文鮮明師の「祝福家庭の生活が周りの人々に認められて尊敬を受ければ、伝道は自然にできる」と言われたみ言が実体的に行われているのを見て、九里教会の教会員たちは大きく鼓舞されています。
3万家庭の中本さんは、ある日、中学生の息子クォン・ギボム君の友達の母親であるイ・ミョンヒさんから電話を受けました。「自分の家で一度、食事をもてなしたい」という招待の電話でした。「ぜひ一度会いたい」という言葉に、ギボム君と一緒にイさんの家に行った中本さんは意外な話を聞きました。
イさんが、「どのように息子さんをまっすぐ育てましたか?」と尋ねてきたのです。実際、イさんは、テレビで校内暴力に関する放送を見て、息子が心配になり、息子に友達のことを聞いたといいます。「友達の中で、すべての面で一番模範となる子は誰なの?」と。イさんの息子は、友達の中でクォン・ギボムが一番模範的だと語りました。イさんは息子に、「これからギボム君と親しくしなさい」と言って、キボム君のお母さんに会ってどのようにキボム君を育てたのか尋ねないといけないと考えたそうです。
イさんの質問に対して、中本さんの答えは簡単でした。「私は、何もしたことがありません。しかし、私達は、統一教会の祝福家庭です」と答えました。中本さんは、「祝福結婚」の意義と価値について説明しました。そして、イさんに文鮮明師の自叙伝をプレゼントしました。イさんは「統一教会に関する話をたくさん聞いていましたが、何のことか理解できませんでした。しかし、文総裁の自叙伝をプレゼントしてもらって、読むようになりました」と当時を回想しました。
イさんは、統一教会や文鮮明師・韓鶴子総裁ご夫妻についてよく分かりませんでしたが、これまで漠然と良くないと思っていました。しかし、自叙伝を読みながら、自分の考えが間違っていることが分かったというのです。「自叙伝を読むと、文総裁が平和のために多くの苦労をされ、多くの仕事をされたことが分かりました。これまで、間違って理解していた自分が恥ずかしくなりました。このように立派な方が、韓国で生まれていたのに、すでに亡くなられているというので、残念でなりません」とも語りました。
中本さんはイさんを教会に招待しました。その後、イさんは教育を受け、教会の礼拝に参加しています。このようなことは、中本さんだけでなく、36万家庭の田代さんにも起こっていました。信仰的に正しく誠実な息子を見て、息子の友達のお母さんであるイ・ミジンさんが教会に導かれたのです。
ファン・ボグン教区長は、「食口(教会員)の生活を見て、自然に新しい食口が伝道されるのを見て、混乱した社会の中で祝福家庭の生活自体が新しい里程標になり得ると感じている。祝福家庭が正しく幸せに暮らせば、今後、このようなことがもっとたくさん起こるだろう」と述べました。(九里教会提供)