一つになって真の父母様に勝利をお捧げしよう

「2017 新春全国牧会者研修会」開催

3月2、3の両日、宮崎台国際研修センター(川崎市)で「2017 新春全国牧会者研修会」が開催され、全国の牧会者、本部責任者、統一運動諸団体のリーダーなど約400人が参加しました。参加者一人ひとりが真のお母様の心情、事情、願いを胸に刻みながら、お母様に喜びと勝利をお返していくことを決意する時間となりました。

2日午前、李成萬本部長の司会で始まった研修会は、田中富広副会長の代表報告祈祷、真のお母様のみ言映像に続いて、徳野英治会長がこの度の人事異動と組織改編の目的を説明。救国救世基盤の造成にさらに注力していくと共に、教会組織のスリム化を図り、神氏族メシヤ基盤の強化を行っていくと述べました。

また徳野会長は、このほど真のお母様を中心に天正宮博物館でユンノリ大会が行われた際、徳野会長が所属したチームが「ウリヌンハナダ(私たちは一つ)!」と唱えながら一体化し、劣勢を挽回して見事に優勝したエピソードを紹介。「お母様は表彰式のとき、『ウリヌンハナダと叫んでいたね。やはりその言葉は効果があるんだね』としみじみと語られました。私はそこで『一つになれば何でもできる。一つになればどんな難しいことも解決できる。一つになればお母様の願いも必ず成し遂げることができる』と確信しました」と語り、“ウリヌンハナダ”の精神で新しい日本をつくりあげていきましょうと呼び掛けました。

午後は、宋龍天・全国祝福家庭総連合会総会長が、VISION2020勝利に向けた2017年の日本の戦略を発表。「これからの3年路程を出発するこの瞬間、私たちが真の父母様と一つとなって行くならば、絶対に成せないことはありません。今までのVISION2020勝利に向けたすべてのビジョン、戦略、方向性は、天の父母様の摂理の方向性と1 度のズレもなく、私たちは共に前進していることは間違いありません」と強調しました。

引き続き、本部各局から目標と戦略の発表が行われ、現場からは二世圏祝福と食口再復帰の成功事例が報告されました。

2日目は、まず徳野会長と李海玉総会長夫人が講話を行い、牧会者が今この時に肝に銘じておくべき事柄を様々な観点から説明しました。

ここでは、李海玉総会長夫人の講話の一部を紹介します。

「“新世界”が開かれる結実のとき、私たちが最も恐れ、気を付けるべきことは、私の心を誰に差し出すかです。私たち公職者の心の主人が天の父母様でないならば、私たちは悲惨な一人ひとりです。

天の父母様から離れた瞬間、(教会組織は)ほこりのように飛び散ってしまうでしょう。私たちがどれほど素晴らしい戦略を立て、システムを構築したとしても、私たちの心の中心を守り抜くことができなかったならば、消えてなくなるのです。

天の父母様以外に私たちの心の主人はいません。『真の父母理想』以外に、この世のどんなものも私たちの永生に責任を持つみ言は存在しないのです。

私たちの心の奥深くに天の父母様が主人としておられ、私たちが天の父母様に似るのだと一瞬一瞬に努力を傾けていくとき、私たちの心を支配してきた多くの心配、悲しさ、辛さは消え去っていきます。

私たちは見つめるべきところを正しく見つめましょう。他のところを見つめるならば、転んでしまいます。難しい問題が多くあったとしても、私たちを役事して導かれる天の父母様を1000%信じて歩んで行くとき、天が責任をもって導いて下さると私は信じています」

引き続き、宋総会長が家庭連合時代における公職者の姿勢について約1 時間にわたって解説しました。

地区別のミーティングの後、午後からは「出発式」で全11 地区がそれぞれ決意表明と趣向を凝らしたパフォーマンスを行い、研修会は閉幕しました。