韓国・清平で「1~301代先祖祝福式・1世未婚者霊人祝福式」

全世界から過去最多の1 万9 千人が参加

6月18日午前、韓国・清平の清心平和ワールドセンターで「1~301代先祖祝福式及び一世未婚者霊人祝福式」が挙行され、世界各国から先祖祝福式が始まって以来最多となる約1万9千人が集まり、恩恵深い式典となりました。

祝福式は、柳慶錫・世界平和統一家庭連合韓国会長夫妻の主礼で挙行。聖燭点火、祝福を受ける霊人の入場に続き、李基誠・天宙清平修錬苑長が報告祈祷を行い、「きょう祝福受ける美しい未婚の新郎・新婦たちは、地上生活をする間、拒むことのできない宿命的な蕩減復帰摂理の重荷を背負い、ある者は乳飲み子で、ある者は青少年の時期に、ある者は美しい善男善女の姿で、家庭と氏族と民族と国家のための蕩減の祭物となり、あるいは悪神の業による不幸な事件で霊界に行き、悲しみと嘆きの中で暮らし、真の父母様の勝利圏の基盤の上に清平役事をとおして解怨され、ついにきょうの祝福の日を迎えました」と強調しました。

続いて、柳慶錫・韓国会長が主礼の辞で、「きょう出発する一世未婚者霊人祝福家庭と、今まで祝福を受けた私たちの先祖の祝福家庭が、地上にいる私たち子孫を通じて実体地上世界を主管し、天の驚くべき天運の恵みがつむじ風のように巻き起こり、VISION2020 を必ず勝利する私たち統一家とならなければなりません。このような貴い恩恵の中で出発するこの驚くべき祝福式、これから地上世界の祝福家庭と霊界の祝福家庭が、天の父母様と真の父母様の心情を中心として、新しい時代を開い
ていく出発の日となることを切に希望します」と語りました。

引き続き、聖酒式、聖水式、成婚問答、祝祷、記念品交換、成婚宣布などの後、主礼による億万歳三唱が行われ、祝福式は限りない喜びと感動の中で幕を閉じました。

かつては一世未婚者の霊人は特別解怨後にも祝福の方法がありませんでしたが、2003年の「愛勝日」敬拝式において、真の父母様が「直系先祖の解怨をしながら、兄弟のうちで一世未婚者、傍系の未婚者の解怨式をする場合、その未婚者の霊人祝福式を別に行ってあげなさい」と語られ、2016年4月には真のお母様が「未婚者霊人祝福式を3年ごとに行いなさい」と指示されました。これらのみ言に基づき、「一世未婚者霊人祝福式」の道が開かれたのです。

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「一世未婚霊人祝福式」に参加した日本食口から数多くの恩恵の証しが寄せられています。その一部を紹介します。

幼くして亡くした我が子を祝福
東大阪教区 N・N さん(3 億6 千万既成家庭、60 代女性)

未婚霊人6 人を特別解怨してから、毎日声をかけ、祈り、日々成長を感じていました。40日を過ぎた頃から、私に「お母さん、お母さん」と話しかけてくれました。

そして今日はどんな顔をしているのだろうと想像したら、白いタキシードやウエディングドレスで、凛々しく美しく入場し、決意した顔で、喜んだ顔で退場して、氏族復帰を協助すると言ってくれました。何度もそばにいるのを実感しました。生まれて1カ月も経たなかった子供を祝福してくださるなんて、メシヤしかおられません。

氏族復帰に邁進し、真の父母様を証ししていきたいと思います。

腹違いの兄を祝福して感動の涙を流す
南東京教区 S・O さん(3 万家庭、60 代女性)

兄と私は異母兄妹です。私と私の母をいじめてばかりいたので、私は兄がずっと嫌いでした。

入籍21日修錬会に参加したとき、最後の役事をしているときに兄の母が出て来て、私に頭を下げるのです。「どうぞ息子(私の兄)のことをお願いします」と。私自身の両親は解怨祝福をやっていましたが、兄の母の事は全く考えも及ばず、私は思わず「あなたのことを忘れていてすみませんでした」と話し、2002年2月に特別解怨しました。

そして月日は経ち、生涯独身でいた兄も他界してしまい、14年1月に特別解怨、そして今回の未婚霊人祝福となりました。

今回の祝福では涙がはらはらと流れ、ずっと憎んでいた兄への思いが、本当の兄妹の思いへと変わっていきました。兄の母と兄が本当に喜んでいるのを感じる以上に、この祝福によって私の中の恨みが心から解けた思です。恨みが解けたとき、私の心に天国が来た思いです。このような道を開いてくださった真の父母様に感謝申し上げます。

25 年前に霊界に行った弟の声が
北北海道教区 C・A さん(6500 家庭、50 代女性)

今回は、がん宣告されてからあっという間に24歳で霊界に行ってしまった弟の未婚霊人祝福を受けるため参加しました。病気のことを母から聞かされ、あわててお見舞いに行ったときには、体が大変で入会願書を書いてもらえず、真の父母様の写真を見せるだけで終わり、地上での伝道は叶いませんでした。

あれから25年、ようやく伝道をすることができました。しかもこれほど素晴らしい祝福の恩恵を授けることができて本当に感謝です。

成婚問答のときに背後から「イェー」と力強い男性の声が聞こえました。弟が喜んでおり、「よし、これから頑張るぞ」というような気迫を感じました。姉として最高の贈り物をしてあげることができましたし、共に神氏族メシヤ活動をしていきたいと思いました。

「結婚したい」と訴えてきた霊人を祝福
東埼玉教区 S・M さん(祝福二世、10 代女性)

西南戦争の時に亡くなったおじさんを祝福しました。20代で亡くなってしまい、(還元祈願礼式の時)母に「結婚したい」と言ってきたそうです。母はその希望を叶えるべく準備しました。

一世未婚者霊人祝福式の当日、どこからか「さびしい」という感情が伝わってきました。それが祝福式後には「これでもうさびしくない。ありがとう」という平安に包まれました。未婚のまま亡くなってしまうと、霊界でも孤独なのだと改めて思いました。おじさんには幸せな結婚生活を送ってほしいです。