「天一国特別世界巡回師」8 人が全国巡回をスタート

真の父母様の代身として日本の教会員を慰労・激励

天宙聖和5周年までの「120日特別路程」(5月10日~9月6日)が最後の40日間の歩みに突入する中、真のお母様の強い願いを受け、「天一国特別世界巡回師」が首都圏を皮切りに21日間(7月22日~8月11日)にわたる日本巡回をスタートさせ、各地で食口たちを復興させています。

今回来日した世界巡回師は、家庭連合の草創期から真の父母様に侍ってきた史光基先生、趙萬雄先生、許燿先生、宋榮ソプ先生、金明大先生、文平来先生、柳鐘寛先生、金興泰先生の8人。

一行は7月20日に東京に到着するや否や、千葉・浦安の一心特別教育院に移動し、2日間にわたって「天一国特別世界巡回師来日研修会」に参加しました。研修会には全国の地区長、本部局長、統一運動諸団体のリーダーも加わりました。

20日午後に行われた開会式では、徳野英治会長が歓迎の辞を述べ、真のお母様のみ言を引用しながら、特別世界巡回師の使命は「日本の食口の復興と教育です」と強調。「皆様は天から降りてきた将軍です」と語り、世界巡回師に対する大きな期待感を表明しました。

一方、世界巡回師を代表して団長の史光基先生が挨拶し、「お母様がなぜ私たちを世界巡回師に任命し日本に送られたのか考えると、私たちが日本の食口たちに何かを教えるのではなく、日本が頑張っていることから学び、世界の復帰の戦略に生かしていくためではないかと感じています。お母様が送ってくださった深い意味を常に尋ね求めながら、お母様の願いと摂理にお応えするため、謙虚な心で感謝して日本の教会を巡回します」と決意を語りました。

その後、同日夕方から夜遅くまで本部各局の報告が行われ、翌21日朝からは統一運動の諸団体の現状が報告されました。真のお父様が聖和され、真のお母様が「中断のない前進」を宣言してVISION2020を発表されて以降、日本家庭連合が実体的なデータに基づいた具体的な戦略を遂行し、実質的な成長をしてきたことを紹介しました。

日本が非常に戦略的かつ組織的に摂理を進めていることを目の当たりにした世界巡回師からは、「日本家庭連合はVISION2020を勝利できると確信しました。緻密かつ高い基準で活動している日本の食口に私たちが与えることができるのは、骨髄の中からにじみ出る真の父母様の心情だけです」といった声も聞かれました。

閉会式では、宋龍天・全国祝福家庭総連合総会長が、真のお母様が米国で下さったみ言の全文を朗読して共有した後、「日本は現在、天宙聖和5周年までの『120日特別路程』を通じ、全国の食口が一つとなって前進しています。そうした重要な時期に、お母様
が8人の世界巡回師を送って下さったのは、天の大きな恩賜に違いありません」と感謝の言葉を述べました。

その上で、宋総会長は「真の父母様の代身として日本を訪ねて下さった世界巡回師の皆様に、私たちが孝情の心情を抱いて侍るとき、真の父母様の祝福と恩恵を受けることになるでしょう」と強調。最後に「VISION2020勝利のための日本の家庭連合の絶対基準である『真の父母様の中で、私たちは一つだ』という心情を抱き、世界巡回師の皆様と全国の牧会者とすべての食口が一つとなり、この期間、天の祝福を日本の家庭連合が受ける期間になることを切に願います」と語り、全体が立ち上がって「真の父母様の中で、私たちは一つだ」と叫んで閉会式を終えました。

世界巡回師の一行は、研修を終えると直ちに巡回をスタート。21日夕から24日午前にかけて、第5地区(東京)の各教区を手分けして回り、教区・教会別に行われた集会で食口たちにメッセージを語り、復興させました。

世界巡回師の集会に参加した第5 地区の食口からは、「世界巡回師の先生から、『天の摂理の前に最も苦労してきた日本の食口に本当に感謝し、尊敬しています』という慰労の言葉を頂き、感動しました」「世界巡回師の先生のメッセージを聴いていると、真の父母様にお会いしているような感覚を覚え、懐かしい真の父母様の香りを感じることができました」といった感想が聞かれました。

世界巡回師の一行は、7月24日午後からは第4地区(南関東)に移動し、26日まで神奈川、千葉、山梨の各教区を巡回。27日から8 月7日までの期間は、8つの地区の中からくじ引きで各世界巡回師が担当する地区を一つ選び、8人が全国に散らばって巡回を継続。21日間の最後の3 日間(8月8日~10日)は、8人全員が最後の任地である第8地区(近畿)に集結し、同地区の教区・教会を手分けして巡回する予定です。