孝情の伝統を相続し、VISION2020 勝利に向かって邁進しよう
日本家庭連合は、9月12日に行った「全国教区連合出征式」をもって「VISION2020勝利に向かう『中断なき前進』第14次特別精誠路程」(9月12日~ 10月21日の40日間)を出発し、来年2月の真の父母様の御聖誕日に向け、さらには天宙聖和6周年の祝福式に二世圏4000人を導くため、「中断なき前進」をしています。そんな中、天宙聖和5周年までの「第2次120日路程」の歩みを総括し、御聖誕日に向けて行われる「第3次120日路程」をさらに実りあるものとするため、このほど地区別に1~2日間の研修会を開催。真のお母様の孝情の伝統を相続していくとともに、地区内の全責任者が疎通と共有を行いながら、摂理の方向性と完全に一つとなって出発する機会となりました。
9月12日、宮崎台国際研修センター(川崎市)で行われた全国教区連合出征式で、宋龍天・全国祝福家庭総連合会総会長は、「天の父母様と真の父母様と一つになる瞬間には絶対に『私』がなくならなければなりません」と強調。その上で、「過去の慣習を完全に捨てて、祝福家庭として天の父母様と真の父母様と一つになった瞬間を続け、1日、1週間、1月、1年を通過して、永遠の命の生活を続けなければなりません。そのための出発が今回の第14次40日路程です。この期間において、私たちは自らをもう一度振り返り、新たな出発のための基台を造成し、『中断なく絶えず前進』しておられるお母様の孝情の伝統を継承する期間としなければなりません」と語り、第14次40日路程の内的目的を説明しました。
こうした内容を踏まえ、地区別の研修会では、①地区長による「天一国定着のための祝福中心家庭の生活」の講義②「中断なき前進」のみ言訓読(『平和經』342ページ)③「第2次120日路程」の総括と「第3次120日路程」の戦略策定④教区別戦略会議――などが共通プログラムとして実施されました。
天一国時代にふさわしい祝福家庭に
第11地区(九州)の研修会(9月21、22日)で、朴鍾泌地区長は「天一国定着のための祝福中心家庭の生活」の講義を行い、復帰摂理を歩む中心人物として教会員が持つべき心情姿勢について説明。良心に従う生活や夫婦が一つになって歩む生活の大切さを丁寧かつ力強く語りました。
また、天一国時代の真の主人として歩むべき神氏族メシヤの使命の重要性を強調しながら、「天の願いを具体的に成就する我々になっていきましょう」と呼び掛けました。
地区別研修会では、最初に地区長の講義を通じて天一国時代を生きる祝福家庭の持つべき内的姿勢を確認するとともに、真のお母様の心情と願いを深く感じ取り、第3次120日路程に向けて決意を固める時間となりました。その上で、勝利した教区の証しや戦略を共有しながら、新しい発見や知恵が与えられ、大きな恩恵を受ける機会となりました。
第1地区(北海道)の安田公保地区長は、「教会の成功事例の発表では、今回は120日路程で二世青年祝福と実質的教会成長の両方でバランスよく実績を立てた3つの教会を選びました。Bランク、Cランク、Dランクの各1教会が発表しましたが、この両方が成長している教会には、ビジョンと思想があり、教会のフレーム転換のための取組みがあり、具体的戦略が共有されていました」と述べています。
一方、第4地区(南関東)の刑部徹地区長は研修会(9月12、13日)の中で、「天上の真のお父様と地上の真のお母様が天に対する孝情を中心として、完成された四位基台を聖和祝福と結婚祝福を通して全人類に相続してくださいました」と説明。「私たちも真の子女として、天の父母様に似る孝情の心情の相続という内的動機が何よりも必要であり、この啓蒙と教育なくしては『HJ天苑プロジェクト』の取り組みも進展しません。実質教会成長、二世圏祝福、救国救世基盤の造成のすべての勝利の鍵は、孝情を中心とした内的心情の成長にあり、そのための教育が重要になります」と訴えました。
全責任者が摂理の方向性と一つに
研修会では、ディスカッションが積極的に行われ、「教区ごとに責任者とスタッフが同じテーマで話せたことで、様々な意見や証しなどを疎通・共有することができてとても良かった」(第2 地区)といった感想が多く聞かれました。
家庭連合本部の主導で、共通のプログラムの下で行われた今回の地区別研修会。全国の責任者が心情一体化し、進むべき方向性を明確にして出発していくことができました。