新規など400人を含む1300人が参加
2月22日、第9地区成和青年部の主催で「Global Youth Festival 2015 in OSAKA」(以下GYF 大阪)が開催され、1300人の会場は満員となりました。初めて参加した若者や教会にあまり来ていなかった青年なども400人近く集まる画期的なイベントとなりました。
この企画は、昨年9月に千葉・幕張メッセで行われた「Global Youth Festival」(以下GYF)が終わった直後からスタート。準備期間としては5ヶ月もありませんでしたが、朱鎭台地区長の「真の父母様の御聖誕日を青年でお祝いしよう!」という真の父母様に対する情熱と忠孝に、青年部一同が応えていきたいという思いで開催を決定しました。
GYF が大成功したポイントとして、青年が中心となって開催したということがあったように、この大会を成功させるには青年が“主人”となって動くことが不可欠だと考え、昨年10月中旬に青年有志が「GYF 大阪企画チーム」を結成しました。9地区の各教区から最初に集まったのは12人。後に20人近くになるメンバーで、企画、運営、広報、映像や音響に至るまで責任を持っていきました。
真の父母様の御聖誕祝祭であることと、国際貢献・社会貢献というテーマだけは決まっていましたが、それ以外はほぼ“ゼロ”からの出発でした。苦心しながら、チラシ作成やプロモーション・ビデオ(PV)制作、ソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)による宣伝、エンターテインメントの演出、ブース展示など、それぞれが自分の才能を活かしてチャレンジし、一つひとつ積み上げていきました。
「二世青年が輝く舞台」を実現するため、舞台出演やブース出展、会場スタッフ等のすべてを二世青年が中心で担当するように企画。今回、スタッフや出演者の友人がたくさん大会に参加しましたが、「○○くん(さん)が出るなら行ってみようかな」という声がとても多かったのが特徴的でした。これは今後同様の大会を開催していく上で、非常に重要な点だと言えます。
また、演目の一つにダンスがありましたが、振付や指導を教会員の友人が担当してくれました。教会員ではないのですが、気軽に教会の練習場所にやって来て指導をし、大会が終わった後は共に涙を流すような場面もありました。共通の目標やテーマを持てば、宗教や教会の垣根を超えて一つになっていけることをメンバーたちは実感しました。
1月に入るまで目標の「1300人」という数字が全く見えない状況でしたが、ある教会では青年が個別に家庭訪問する姿に父母の心が動かされたり、教会・父母・青年が一体となって参加を呼びかけていく中で、たくさんの青年たちが集まるようになりました。
そして、いよいよGYF 大阪の当日を迎えました。大会開始の1時間半前から、ロビーに設置されたブースで、天一国宣教師の活動や統一教会平和奉仕ボランティア隊「UPeace」の活動、「世界平和青年連合」のプロジェクト活動など、統一青年による社会貢献、国際貢献活動が入場前の参加者に紹介されました。
オープニングバンドの演奏で満席になった会場が盛り上がった後、開会宣言。司会は国際家庭の二世青年が務め、最初から統一運動のグローバル性を感じさせてくれました。
アトラクションでは、すでに社会で活躍する二世青年によるマンドリン演奏と歌が披露され、一般社会で輝く成和青年の姿に皆が希望を感じました。
次に主催者として朱鎭台地区長が、この大会が真の父母様の御聖誕日を祝賀し、感謝を捧げる場であること強調。「自由と平和と統一と幸福の絶対価値実現のための青年たちの活動の成果をご覧ください」と挨拶しました。また、各界から多くの有識者が駆けつけ、激励のメッセージを送りました。
そして、厳かなピアノ演奏に続き、メインスピーカーとして田中富広日本統一教会副会長が登壇。「グローバルリーダー」と題して基調講演を行いました。
田中副会長は、スライドを使ってデータや写真を見せながら、日本人の相手を思いやる気質の高さなど、世界において良い影響を与える国として日本が認識されていることを紹介。その上で「良心革命」について言及し、「今後、大阪の皆さんから『良心』を中心とした青年運動が起きること期待しています」と語りました。
そして最後に、「ボランティアの原点は家族愛」であることを強調。「人類一家族世界実現に向けて実践できる“人財”となろう」と集まった青年たちを激励しました。
その後、青年たちによるサプライズダンスや国際貢献活動をする青年のスピーチ、アクロバィックな「ダブルダッチ」と呼ばれるエンターテーメントが披露。
抽選会で大いに盛り上がった後、最後はバンド演奏で会場の青年が一つになり、大盛況のうちに大会は終了しました。
【参加者の感想】
○大学1年 男性(新規)
今日の大会では、若者のパワーと若者にかけられている期待の大きさを感じました。特に、田中副会長の「良心革命」が印象的で、日本人が文化として持っている奉仕の精神を多くの人に啓発し、海外に発信する「主人」となることを意識し、歩んでいきたいと感じました。
○大学2年 女性一世(再復帰)
真の父母様は今こそ、青年が立ち上がることを願っておられ、それを受けて私たちはまた中心を求めて一つになるべきだと思いました。母の国として召された日本の青年として、世界のために生きる青年たちを見て天がどれだけ感動しているのだろうと感じました。このような御聖誕の祝いの場に集い、同じ志を持つ若者達と交われたことがとても感動的でした。
○21才、フリーター(再復帰祝福二世)
エンターテイメントも証しも大阪らしくエネルギッシュで、クオリティーも高くて良かったです。大阪の青年の未来に希望を感じて力をもらいました。私もこれから世界に羽ばたいて頑張っていこうと思います。