“ すべてを成し遂げた” 真の父母様と一つになろう
天一国経典編纂委員長の金榮輝（キム ヨンフィ）先生を迎えて3月25日、教会本部礼拝堂で、「“すべて成し遂げた” と語られた理由」と題して「金榮輝先生招請特別集会」が開催されました。
集会は徳野英治・日本統一教会会長の司会で進行、はじめに天一国の歌を全体で斉唱した後、田中富広・日本統一教会副会長が代表報告祈祷を捧げました。続いて、宋龍天・全国祝福家庭総連合会総会長が挨拶しました。
その中で、宋総会長は「真のお父様がこの場にいらっしゃれば、皆様にこう語りたいことでしょう。『金先生を見習い、真のお母様に侍り一つとなって歩みなさい』と。またお母様は、本日、金榮輝先生のメッセージを通して、この場が恵みに満ち溢れ、新しい決意と覚悟の場となることを願っておられます」と語りました。
その後、金榮輝先生への花束贈呈に続いて、金先生の講話が始まりました。金先生は、お父様が聖和される21日前に天正宮博物館で「すべて成し遂げた」と祈られたことに触れ、「これが私たちに与えられた最後の祈りであり遺言でした」としたうえで、その意味について説明をしました。
まず、金先生は1945年8月15日の韓国解放後の真の父母様の路程を解説。「1960年3月16日（陰暦）の真の父母様のご聖婚式は、歴史以前にも以後にもない歴史上たった一度しかない事件です。人類始祖真の父母のご聖婚式だったのです。人類始祖は一度だけです」と強調しました。
さらに、「真のお父様が『すべてを成した』と語られた理由」として、①真理のみ言を探し解き明かし宣布された ②サタンとの戦いに勝利され、人間始祖である真の父母になられ、神様を中心とした四位基台の最初の家庭を完成された ③堕落した地上人間を聖酒式と祝福結婚式を通じて神様の子女として復帰された――など、全部で10項目を挙げました。その上で、「神様は再臨主と一つとなり、伝道をするためにクリスチャンを準備しましたが、それができなかったので統一教会が出来たのです。ですから私たちがその使命を果たすべきなのですが、出来ていないので世界は今の状態のままなのです」と説明。教会員たちに一層伝道に励むよう激励しました。
講話後は、金榮輝先生による祝祷、金満辰・第5地区長のリードによる億万歳三唱と続き、全体で記念撮影をして閉会となりました。