「文鮮明天地人真の父母 天宙聖和3周年記念式典」開催

“お父様、私たちは必ず責任を完遂させます”

 真のお父様の聖和3周年記念行事が8月末から9月初めにかけて、韓国・清平やソウルなどで開催されました。世界的規模で行うのは最後とされる今回の聖和記念行事は、真の父母様の平和思想と業績の中から、特に母の国・日本を中心とした足跡に焦点をあてたのが最大の特徴。一連の行事のクライマックスである聖和3 周年記念式典におけるミュージカルや「天地人真の父母様生涯業績展示会」などで、日本の世界平和統一家庭連合(FFWPU)が主要な役割を果たしました。そのほか、「『真の父母経』出版記念式」「第1 回 鮮鶴平和賞授賞式」「世界サミット2015」「世界青年学生総会」「ピースロード2015 縦走完了記念式」などが開催。真の父母様の勝利的基盤と遺志を継承・発展させ、75億人類の幸福実現のために全身全霊で摂理の陣頭指揮をとっておられる真のお母様の願いとビジョンが凝縮された各種行事に参加した人々は、天一国定着とVISION2020実現に向けて、真のお母様と完全に一つとなり、真の息子娘としての使命と責任を果たしていく決意を新たにしました。

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 8月30日午前9時から、韓国・清平の清心平和ワールドセンターで、「文鮮明 天地人真の父母 天宙聖和3周年記念式」が挙行されました。
 世界各地から約3万人が会場を訪れ、世界194ヵ国にインターネットで同時中継。式典に先立ち行われた記念公演では、「グローバル・トップガン」修練生やユニバーサル· ディスクワイアが合唱を披露しました。

 第1部は、真のお母様が盛大な拍手と歓声を受けながら入場されて開幕。天一国の歌の斉唱、安俊石FFWPU 世界副会長による代表報告祈祷、真のご家庭や大陸会長などよる献花が行われました。

 続いて、文善進FFWPU世界会長が記念の辞で、「真の父母様は絶えず他の為に生きながら、父母の心情、無条件の真の愛、持てるものを全身全霊で世界中の人々に捧げてこられました」と述べ、真の父母様の崇高な生涯を回想。その上で、「真のお父様と真のお母様は使命を全うされましたが、私たちには私たち自身の責任分担があります。(聖和3 周年に際し)私たちが捧げることができる最も偉大な贈り物とは、真のお父様の基盤を拡大させるという絶対的決意をもって真のお母様を中心に一つとなり、訓読会を通して日々の精誠を捧げられたお父様の生活に倣いながら、この世界を変革して天一国を創建するために日々努力していくことであることを胸に刻んでおきましょう」と呼び掛けられました。

 最後に、文善進世界会長が「全ての万物万象と絶対的に一つとなる生活を実践し、統一されたビジョンと誠実な心をもって、神様の全ての子女を復帰する使命を絶対的に完遂しましょう。VISION2020を勝利して天一国を実現させましょう」と力強く訴えると、会場全体からは大きな歓声が沸き起こりました。

 スピーチが終わるや否や、文善進世界会長は真のお母様の元に駆け寄られて抱擁。真のお母様の完全相対に立っておられるお姿に多くの人々が感銘を受けました。
 引き続き、李壽成・元韓国国務総理は追慕の辞で、「韓国が難しい局面に遭遇するたびに、文総裁のことが思い出されます。あなたが天に旅立たれても、み言は地上で生きています」と述べました。また、「第1回 鮮鶴平和賞」を受賞したキリバス共和国のアノテ· トン大統領は「神様の下に一家族をつくろうとされたあなた(真のお父様)の生き方の核心は、為に生きることでした。この場に参加できたことを光栄に思います」と語りました。

 ここで、北朝鮮の金正恩第1書記から以下のメッセージが届けられたことが司会から紹介されました。
 「世界平和連合・前総裁である文鮮明先生の逝去3年に際して、韓鶴子総裁とご遺族に深い哀悼の意を表します。
 文鮮明先生は民族の和解と団結、国の統一と世界平和のために多くの努力をされました。
 私は、韓鶴子総裁とご遺族が文鮮明先生の遺志を受け継いでいって下さることを願います」

 続いて、真のお母様がステージの中央に立たれ、時折目頭を熱くしながらみ言を語られました。
 まずお母様は、「万王の王、再臨メシヤ、救世主として来ら
れた真の父母様ですが、準備されたキリスト教の基盤が責任を果たすことができず、“僕の僕”の位置から出発するしかありませんでした。そのような中でも真の父母様は天を慰労し、神様の夢であり願いであるみ旨を必ず成して差し上げようと決意されました」と強調。

 その上で、真のお父様が1970年代にアメリカに渡られ、家庭破綻や青少年問題等に苦しんでいたアメリカの再生や世界的に拡大していた共産主義の脅威を退けるため尽力してこられたことなどを例に挙げながら、「(お父様は)人類の未来と地球の未来を心配され多くの準備をされました」と語られました。

 またお母様は、インドの詩聖タゴールが「コリア、その名前はアジアの灯火」と約100年前に韓国を称える言葉を述べたことを紹介。「今日、韓国の経済がアジアの灯火ではありません。灯火は火のことを言います。火は真理であり、真理はみ言です。真の父母様の教えでこの大韓民国がアジアと世界の前に立つことができるということです」と説明されました。

 最後にお母様は、「今日集まった皆さんは、お父様に何をお伝えしたいですか? 私はこのようにお伝えしたいです」と語り、次のように続けられました。

 「『お父様! もうこれからは心配なさらないでください。私たちは必ず責任を完遂いたします。ですから、お父様は永遠なる本郷苑において、これまで孤独であった神様、天の父母様を慰労され、頌栄の対象として自由の身となられることを切に願います』
 これこそ私たちが世界の前に見せ、責任を持つべき心情文化の価値であり、旗であり花であることを肝に銘じ、皆さんも私と同じ覚悟で最善を尽くしてくださることを願います」

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 第2部の記念文化公演では、宋龍天・全国祝福家庭総連合会総会長による挨拶の後、日本のFFWPUメンバーが中心となり、精誠を尽くして準備したミュージカル「誰よりも日本を愛した人」が上演されました。
 真のお父様の日本留学や日本への宣教師派遣、勝共運動や真のお母様の日本講演など、真の父母様の歩みの中で日本にまつわる数々のエピソードが全編韓国語で披露され、観るものに大きな感動を与えました。
 記念式典は、最後に徳野英治FFWPU日本会長のリードで億万歳四唱がなされ、終了しました。