家庭連合の未来を担うリーダーとなる2020年度新入職員69人の任職式が6月1日、千葉・浦安の一心特別教育院で行われました。任職式は本来5月6日に予定されていましたが、新型コロナウイルスの影響や昨今の社会的情勢を考慮し、2度延期した後に行われました。今回は特に、真のお母様(韓鶴子総裁)の願いを受けて女性正職員も積極的に採用されました。
新型コロナウイルス感染症対策のため、受付時の検温や参加者全員のマスク着用、手指のアルコール消毒などを徹底し、演台にはクリアアクリルボードを置いて、登壇者がマスクなしで話せる「新しい生活様式」を導入しました。
開会宣言のあと、堀正一副会長と李成萬副会長がそれぞれ、新入職員に向けて挨拶の言葉を述べました。
堀副会長は、これまで家庭連合では数多く「出発式」はあったが、任職式としての式をもって出発するのは初めてだとし、「神様の心情を正しく理解し、孝情をもって天の前に大きな喜びをお捧げする皆さんになってください」と激励しました。
李成萬副会長は「最近、美しい花を見て感動します。きょうも壇上脇に美しい花がありますが、この花よりも何倍も美しい69本の花が咲いています」と愛あふれるメッセージを語ったうえで、「み言を良く学ぶこと、良く読み、聞き、実行してください」と公職者としての道を示しました。そして壇上に飾られているひまわりを見て、「真のお母様が水仙の次にお好きな花がひまわりです。ひまわりはいつも太陽を見ています。みなさんも、(ひまわりのように)いつも真の父母様だけを見続ける、みなさんになってください」とエールを送りました。
次に徳野英治会長が登壇し、「家庭連合は世代交代を推進しているため、コロナ事態であっても内定者全員の採用を変えませんでした。だからこそ、(皆さんには)家庭連合の主人だったら、これをどう解決するだろうかという観点で、主人意識を持ってほしいのです。そして善悪の分別力をつけてください」と訓示しました。特に「独り娘」に関連し、これまで明かされなかった摂理歴史の真実が、真のお母様によって初めて発表される内容があることを強調。
また、「真の父母様は、公職者には通訳を介してではなく、韓国語で報告することを望まれています。ぜひ韓国語の習得に励んでください」と真の父母様の意向や心情を伝えました。
続いて徳野会長による辞令交付および宣誓式、祝祷があり、青年学生局の竹内啓晃局長による億万歳で任職式が終了しました。
任職式に参加した新入職員らは、これから自身がしっかりとみ旨を担っていきたいという強い意気込みを見せていました。
今回採用された新入職員はこれから3年間(または2年間)の長期研修に臨みます。
最初の1年間は、公職者としての基本的な信仰姿勢と基礎的専門力育成のための研修や実習の訓練を受けます(この研修生を「トレーニー」といいます。主な対象者は新規学卒者等)。次の2年間は現場での職務に就くインターンシップを行います(この研修生を「インターン」といいます)。