天一国8年 天暦12月26日 (陽暦2021年2月7日)、東京・渋谷の松濤本部2階礼拝堂と、真のお母様(韓鶴子総裁)がいらっしゃる韓国・清平の天正宮博物館をインターネットで繋いで、「天の父母様聖会 神統一世界安着のための神日本第一地区希望前進礼拝」が開催されました。礼拝の模様は、日本語、韓国語、英語で同時通訳されながらインターネットを通して世界中にライブ配信されました。
礼拝は、天の父母様聖会の竹内啓晃・神日本大陸副会長の司会で始まり、孝成クワイヤの讃美のあと、真の父母様に花束と礼物が贈呈されました。
田中富広 世界平和統一家庭連合会長が報告祈祷に続いて行われた孝情スピーチでは、仏教系新宗教3世の男性が「いつでも行きたい、留まりたい場所、温かい母の懐のような教会。天の父母様聖会、家庭連合こそが、私が本当に求めていた場所でした。ここ3年のうち、世界は大きく変わり、天の父母様と真の父母様の愛を知る、そのような革命が起こることを私は確信しています」と熱弁をふるいました。
次に、真の父母様のご来日の際などの懐かしい映像と共に、祝福2世の声楽家が「紫のムグンファ」を歌い上げました。
その後、説教の時間となり、方相逸・天の父母様聖会神日本大陸会長が登壇しました。
方大陸会長は、真のお母様の自叙伝から「砂嵐が吹き荒れ、一寸先も見えない砂漠の真ん中で、一本の小さな針を探すような、切実で切迫した心情で、天の摂理の真実を伝え続けたのです・・・」(5頁)の部分を引用・訓読し、この内容を中心に、「真のお母様と一つになって神日本に奇跡を起こそう」という題目で説教を行いました。
その中で、「キリスト教の結論は、メシヤを迎えることですが、そのメシヤ、独り娘として来られた方がまさしく、真のお母様でいらっしゃいます」とし、その観点から、人類歴史上最高の5つの奇跡について語りました。そして、「天の摂理を進める重要な要素は『時、方向性、スピード』です」とした上で、「そのうち摂理の時と方向性は天の父母様と真の父母様が定めてくださり、速度を出して時間を早めるのは祝福家庭の責任であります」と強調。最後に、「真のお母様と完全にひとつになり、神日本の奇跡をつくっていきましょう!」と教会員らを激励しながら、「天の父母様の夢、人類の夢、そして真の父母様の願いは、私たちが必ず成し遂げて差し上げます!」との力強い決意表明と共に説教を終え、祝祷を捧げました。
真のお母様は、「方相逸大陸会長の、有り難く決断に満ちた『必ず勝利する』と言うみ言を聞きた時に、とても有り難く涙が出ました」とされながら、聖和される前に真のお父様が和動会の時に何回も体を動かしながら歌われた「ハルミッコ(オキナグサ)」を歌ってくださいました。「裏山にオキナグサ 曲がったオキナグサ 芽が出る時に 年を取ったね ホホ 白髪のオキナグサ」・・・。そして、「それで私はお父様が、日本が母の国、エバ国家としての使命を果たすにおいて、このオキナグサのような精神で、変わらずに天に対する忠誠で進むことができるように願われ、おそらく日本に向けてこの歌をくださったものだったと思いだされます。日本の責任が重要です。・・・私と一緒になれば奇跡を作り上げることができる、ということを見せてくれることのできる、日本の為政者と祝福家庭の皆さんになることを祝願します。」と愛のみ言を語ってくださいました。
そして真のお母様は、「星たちの祝宴」には喜びがなければと、日本に贈り物をくださいました。
続く和動会では、方大陸会長夫妻によるデュエットをはじめ、青年学生たちの豪華なエンターテイメント、天苑教会の在日日本宣教師らによる歌、そして神日本における2021年の人事で、天の願いである二世圏牧会者の登用に伴い誕生した、二世圏牧会者ら代表7人による「ニムガハムケ」の歌と踊りが披露されました。
全体で「み旨の応援歌」を歌うと、真のお母様が文信出様の相対者の張智堣様と、文信興様の相対者の入山有恵様に神日本のために返歌を歌うようにとメッセージをくださいました。お二人は「風の歌」を歌ってくださり、清らかな歌声にたくさんの拍手が送られました。
最後に全体で「み旨の応援歌」を歌い、東埼玉教区の安榮燮教区長の億万歳で全てのプログラムが終了しました。