“私たち以外に希望はない”
2016 年 1 月7 日 韓国・天正宮博物館
以下のみ言は、1 月7 日、韓国・清平の天正宮博物館で行われた「新年祝賀会」において、真のお母様が語られた内容を日本語に翻訳し、整理したものです。
* * *
韓国協会、日本教会、天宙平和連合(UPF)、女性連合、一和、龍平の報告を聞き、希望溢れる2020 年に向かい、中断なく発展しようとする決意とその覚悟を聞き、私も嬉しく思います。
私たちが聖書を通して、イスラエル民族が困難な環境を克服しながら、彼らの願いは天が祝福した地・カナンにいつ行けるだろうかと、その一片丹心たる夢をなしていくために、過酷な苦難に耐えて来ました。しかし結局、カナンに入った人々は、ヨシュアとカレブの率いる群れだけでした。ところが、彼らがカナンに入って、根を下ろしましたか? 結果的に中心を立てることが出来ませんでした。そのようなイスラエル民族に、天はそれでももう一度機会を下さり、独り子、イエス・キリストを送られたのに、責任を果たせませんでした。
そのようなイスラエル民族が今日どのような姿となりましたか? このことは歴史的な事実としてのみではなく、私たちが深刻に考えるべき問題です。真の父母様によって、蕩減復帰摂理歴史の終結がなされ、新たな時代、天一国を開いてくださいましたが、定着できましたか?
私たちの行く道は、はっきりとした天の主権、伝道です。それを私たち当代において責任を果たせなければ、過去、イスラエル民族が世界の前に見せた蕩減の歴史が、私たちにも訪れるというのです。それ以上に許され難いという話です。真の父母様は皆さんを直接養育、教育されました。祝福家庭として、指導者として、責任を果たすことが出来る場に皆を立ててくださいました。
過去のイスラエル民族とは違います。皆さんは摂理歴史の中心にいるという話です。真の父母様は73 億人類の真の父母です。73 億の人類は真の父母の子女とならなければならず、民とならなければなりません。天の父母様の願い、真の父母様の願いは人類一家族です。そのためには皆さんがはっきりと決意しなければなりません。日々、皆さんの位置、行跡、実績は発展しなければいけないということです。
気候温暖化の問題により、世界が現実的にとても大変です。ある有名な学者によると、未来の運命は50 年にもならないといいます。このままいけば希望はなくなるという話ですが、このような問題を解決するための方法はありません。真の父母様以外には方法がありません。人種問題、宗教問題、国境線問題を誰が解決することができますか?国連が解決できますか? 今まで努力はしましたが出来ませんでした。すべての人々が平和を語りますが、その方法を知りません。どのようにすべきか、分からずにいるのです。私たち以外には希望がないという話です。
遅れた気もしますが、真の父母様の御聖誕を、これからはいち早く全世界人類の前に知らせなければなりません。
それが人類の希望です。世界人類がこの日を待ちわび、父母様の御聖誕を祝賀し、希望を持って暮らすその日に向かって、私たちはさらに努力しましょう。