2 万の祝賀客の心を満たした真の父母の愛

「スラサン(水刺床)分かち合い大祝祭」

真のお父様97歳、真のお母様74歳の聖誕日を祝う式典が2日、世界から集った2万人の祝賀客で埋め尽くされた平和ワールドセンターで、盛大かつ華麗に開催されました。文善進世界会長が美しく格調高い言葉で父母様を証しされる場面、天が導いて来られた人類歴史を壮大なスケールで描いたミュージカルとともに感銘を禁じ得なかったのが、お昼の「スラサン(王と王妃の御膳)分かち合い大祝祭」のひと時でした。

同じ会場内におられるお母様と中継でつないで、一緒に「スラサン」弁当をいだだいたのでした。弁当には真のお母様のお手紙が添えられ、お父様とともに歩んだ波乱万丈の歳月を顧みられて、こう記されています。

「切迫した3年の開拓伝道の間、麦飯ばかりを食べていた時も、1日2カ国以上を息つく間もなく巡回しながら、一口の水でようやく喉を潤した時も、お父様と私は何の心配もありませんでした。すべてが感謝であり喜びでした」

その上で、スラサンを共に分かち合えることに対する無上の喜びを吐露されたのです。

「皆さんは真の父母様が流される涙の中、懐で再び生んだ、天の血統の真の子女です。天上におられるお父様と私は、永遠に皆さんを愛するでしょう。何よりみ旨のために孤軍奮闘してきた皆さんの熱い涙と汗を、片時たりとも忘れないでしょう」

そして、本来ならば、ゆげがゆらゆらと立ち上る温かいご飯を与えたいのに、与えられないことを残念で申し訳ないとわびる言葉にふれたとき、私は胸がいっぱいになりました。なんだろう、この感覚は。

与えても与えても、なお与え足りないと子女にわびる真の父母の真の愛。かつて、イエス様がパンと魚を配り、数千の聴衆を満足させたように今、再臨主がそこに集まった2万の祝賀客の心を、真の愛で満たした瞬間でした。

その場に参列し、その恩恵に浴する機会を与えられたことが感謝で、その弁当箱を持ち帰りました。この弁当箱に込められた真の父母の愛を忘れないために。 (広報局・鴨野 守)