野村健二先生の聖和式・帰歓式を挙行

学術出版、音楽芸術、宣教など多方面で活躍

7men0110 月25 日、43 双祝福家庭で「ガーナ国家メシヤ」の野村健二先生の聖和式が、徳野英治会長を主礼として、東京・高田馬場の新宿家庭教会において約350人が参列する中で執り行われました。前日には、主礼に周藤健先生を迎えて帰歓式が行われ、350 人余りが参列しました。

野村先生は、東京大学大学院で博士号を取得。日本統一思想研究院初代院長など教理面、学術面において指導的立場を歴任したほか、出版、音楽・芸術、宣教活動など多方面にわたって活躍しました。野村先生は10 月23 日午前7 時33 分、病気のため聖和、享年83 でした。

午前9 時30 分から始まった聖和式は、平井利明総務局長の司会で開会。太田朝久・教会成長研究院副院長が代表報告祈祷を行いました。

7men02徳野会長は聖和の辞で、野村先生の生前の実績を学術、出版、宣教、家庭、芸術の5 つのポイントにまとめて紹介。天に尽くした愛の功績に対し、参列者から感謝の拍手が贈られました。

また徳野会長は、真のお母様が「祝 祖国光復必勝奉身代表者」の揮毫と特別慰労金を下賜してくださったことに触れながら、野村先生の霊界での活躍を祈願しました。

続いて、宋龍天・全国祝福家庭総連合会総会長からの特別メッセージが代読。その中で宋総会長は、野村先生が作詞作曲した「しあわせってなんだろう」は、お父様が最も愛された聖歌であり、食口と真の父母様の心情をつないだ「孝情の標本である」と述べ、野村先生の功績を称賛しました。

7men03引き続き、霊の親である堀信義先生が、野村先生との懐かしいエピソードを披露した後、送辞として晏子夫人の妹の純子・ラッゾ−ニさんと次男・安雄さんが野村先生との思い出を回想。安雄さんは「父は感情を表に出さない、近寄りがたい存在でしたが、8 人の孫たちの前では愛の表現が豊かな微笑ましい姿でした」と語って会場の笑いを誘った上で、「父の人生を見習っていきます」と結びました。

電報披露の後、野村先生作詞の「ぶちぬけ火の玉」の力強い合唱、西東京教区聖歌隊による「手をつなごう」の献歌の後、参列者が献花を行い、「しあわせってなんだろう」の全体讃美へと続きました。

7men04徳野会長の祝祷の後、施主の晏子夫人が挨拶。野村先生が息子さんに宛てた手紙を感動的に拝読した上で、夫の闘病生活の様子や孫たちと過ごした幸せな晩年の姿を涙ながらに語りました。

出殿式の後、小山田秀生先生の祈祷で会場全体が一つとなる中、最後に田中富広副会長が億万歳四唱を行い、野村先生のひつぎが天の父母様の待つ尾瀬霊園へと出発して行きました。