真の父母様「天正宮入宮・戴冠式10 周年」で記念行事
天一国4 年天暦6 月13 日(陽暦7 月16 日)午前、韓国・清平の天正宮博物館で、「(天宙平和の王)天地人真の父母様 天正宮入宮・戴冠式10 周年記念行事」が行われ、元老食口、摂理団体長、国家メシヤ、牧会者など約500 人の指導者が参加しました。記念式では、真のお母様が時折涙を浮かべられながら約25 分にわたってみ言を語られ、全世界の食口・祝福家庭に対し子女としての責任を果たしてほしいと懇切に訴えられました。
み言に先立ち、司会を務めた柳慶錫・韓国家庭連合会長が「天正宮入宮・戴冠式」の摂理的意義を説明。天と真の父母様が天地開闢の後天時代を開き、天一国創建の内的基台をすべて準備してくださったことを強調しながら、私たち祝福家庭は神氏族メシヤを勝利し、天一国理想をこの地上に実現させる責任があると訴えました。
また、文妍娥・世界平和女性連合世界会長は記念の辞で、真の父母様が「天宙平和の王」として即位された「天正宮入宮・戴冠式」の重要性を指摘した上で、「天一国時代において、サタンの影と痕跡のない祝福家庭として、73 億人類が真の父母様のもとに帰るその時まで、VISION2020 のみ旨を実現するために子女として歩んで行くことを決意し出発するひと時となることを願います」 と語られました。
天福宮「天心聖歌隊」による荘厳な讃美が会場に響き渡った後、真のお母様が登壇してみ言を語られ、「今日は歴史的な日です。人類歴史、聖書歴史6000年において奇跡のような日です」と強調。この日を迎えるまでの摂理的背景を説明された上で、「真の父母様の路程を世界の人々が知れば、涙を抑えることができないでしょう。難しい環境の中で、神様のみ旨を実現して差し上げるためあらゆる逆境を克服し、前のみを見つめて歩んでこられたのが真の父母様です」と述べられました。
最後に、お母様は全世界の祝福家庭が子女としての責任分担を果たすよう激励されながら、「これから成し遂げられる『天地鮮鶴苑』の摂理に対して、皆さんが同参してくれることを願います」と語られました。(3-4 面にみ言の概要)
記念行事は、金起勲北米大陸会長のリードで億万歳三唱を行い、閉会しました。
VISION2020 の勝利に向けて戦略会議
翌17 日午前、天正宮博物館で、「天地人真の父母様 天正宮入宮・戴冠式記念行事」祝勝会と「天地人真の父母様主管VISION2020 特別戦略国家選定会議」開会式が行われました。
祝勝会では、宋龍天・全国祝福家庭総連合会総会長と金起勲北米大陸会長が所感を述べました。
緑色の美しい服をお召しになった真のお母様はみ言に先立ち、真のお父様が生前に使われたネクタイピンの緑色の翡翠(ひすい)で作った指輪を見せながら「緑色は平和を象徴する」と語られた上で、VISION2020を勝利した国家にお父様とお母様を象徴する指輪と服を下賜する考えを明らかにされました。
引き続き19 日までの3 日間、全大陸から選抜された21 カ国の代表者による戦略発表と質疑応答を実施。
20 日には、韓国、日本、アメリカの順にVISION2020 の7 年路程の後半3 年半の戦略発表が行われました。
その中で宋龍天総会長は、日本では2020 年までに各家庭が「家庭天一国」、「氏族天一国」を成し遂げられるよう祝福家庭教育を推進していくことを表明。また、二世圏の活性化と祝福推進を土台にして、神氏族メシヤの勝利と救国救世基盤の造成を通じて、100 万家庭連合会員の獲得を果たしていくビジョンを発表しました。さらに、このビジョン達成の試金石として、2020 年に真の父母様を日本にお迎えし、青年2 万人を集めて祝福結婚式を行う決意を明らかにしました。
真のお母様をお迎えして行われた閉会式では、13カ国の戦略国家候補国が選定・発表されました。今後は世界本部による実態調査を経て、真のお父様の聖和4 周年に合わせて最終戦略国家(7 カ国以上)が発表される予定です。
発表の後、真のお母様がみ言を語られ、「皆さんが“勝戦鼓”(いくさに勝った合図に鳴らす太鼓)を持って来る時、私が一緒に強く抱きしめて、天の前に『ありがとうございます、長い間待たれましたね』と(言いたいのです)……『人生が終わる日までに必ず勝利します』(と決意した)ことを思い出す、きょうの日になるように願います」と激励され、4 日間の会議が幕を下ろしました。