東日本大震災から7年、UPeaceの取り組み

延べ3000人が各地で支援活動

UPeaceによる支援の開始
2011年3月23日、家庭連合(当時は統一教会)のほか、青年たちが多く所属する世界平和青年連合(YFWP)と原理研究会(CARP)が協力してボランティアチームを作り、被災地へ派遣しました。

当時の主な活動は、泥やがれきの撤去、側溝掃除、引越しの手伝いなどの力仕事でした。現地で活動する中で支援の長期化が予想されたため、家庭連合の災害ボランティアチームである「家庭連合平和ボランティア隊(UPeace)」を中心として、体制を整えて支援活動を続けました。

被災地と支援活動の変化
震災直後は街中にがれきが目立っていましたが、時間の経過と共に片付けられ、7年が経過した現在では、福島第一原子力発電所(福島県大熊町・双葉町)の近隣を除いて、がれき撤去はほぼ終了したと国は発表していま
す。

また、被災地の状況の変化に伴い、ボランティア活動の内容も徐々に変化していきました。震災直後は“掃除・片付け”が主な活動でしたが、現在は農業支援や漁業支援、イベントの手伝いや公園作りなどの“町おこし”が中心的な活動になっています。

他地域への支援活動
2013年より、日本国内で大規模災害が発生した際は、東日本大震災の被災地以外の地域でも支援活動を開始しました。

【今までに支援した地域】

 

 

 

 

今までの活動の結果
UPeace が活動を始めてから現在まで、東北の被災地へは153回にわたりボランティアチームを派遣。また、他地域への支援も合わせると、延べ3000 人以上のメンバーを被災地へ派遣して活動を行ってきました。

 

 

これからのUPeace
今後は、東北の復興支援活動を継続しつつ、日本国内で発生する大規模な自然災害に対応し、被災地への支援活動を速やかに展開できる体制を整えていく方針です。

「災害大国」と言われる日本だからこそ、自然災害が発生した際は互いに支援し、助け合うという関係性を、UPeaceが積極的に拡大していきたいと考えています。

(UPeace キャプテン・加藤善斐徒)