真の父母様の伝統を相続する指導者来たれ!
天一国創建の若きリーダーを養成する「天宙平和士官学校」の説明会が天暦6月5日から8日までの4日間、東京を皮切りに、名古屋、大阪、福岡という順で開催されました。参加者は牧会者、公職者、高校生、大学生及び教会員の方々で、天宙平和士官学校の意義について詳しく知る良い機会となりました。
(この記事は、『VISION 2020』第33号〈7月15日号〉に掲載されました)
今回の巡回説明会は金東佑校長、崔成雲副団長、小野沢忠国現役士官生より真のお母様(韓鶴子総裁)の天宙平和士官学校に対する願い、摂理的背景などの説明、士官学校のビジョン提示などを参加者により具体的にわかりやすく伝えるべく行われました。
金東佑校長は挨拶の中で、「天一国時代に私たちは真の父母様(文鮮明師・韓鶴子総裁ご夫妻)の伝統を相続し、霊界におられる真のお父様と地上におられる真のお母様と完全に一つとならなければなりません。よって、天一国創建において、天一国市民を指導できる指導者が絶対的に必要であり、神霊と真理を備え、天一国の希望として天宙平和士官生を養成中です。特に、真の父母様の心情を相続し、み言のその原本を勉強するためには韓国語を知らなければなりません。士官学校には世界の色々な国から来た生徒たちが韓国語を熱心に勉強しており、ここは真の父母様が願われた場所であり、本当に感動的、かつ歴史的な場であります。天宙平和士官学校の中心は、父の国である韓国、母の国である日本がまず一つとなり、真の父母様の伝統を相続していくことにあります」と語られました。
天宙平和士官生たちがどのような動機を持って勉学に励み、訓練を受けているか、どこまでも真の父母様を慕い、侍る心情を持ち、真の父母様と共に天一国を創建していく孝子となるために日々真剣に歩んでいる士官生たちの姿を、学生会長である小野沢忠国士官生が代表として丁寧に説明。率直かつ実体を伴った証が入った講話であったため、参加者の方々も真剣に聞き入っていました。最後に質疑応答の時間が設けられましたが、その場ですぐに返答があり、とても意義深い時間となりました。
中高時代にあまり教会に通わずにいたある士官生が、真の父母様を何とかしてお支えしたいと真剣に思うようになり、士官学校の選抜を受験。面接の時に、その思い、情熱を面接官に伝え、韓国語のカ・ナ・タ・ラも知らない状態でしたが、士官学校に合格。語学院で韓国語を学びながらも、9ヶ月でTOPIK3級合格も難しい中、寝る間も惜しんで韓国語の勉強に励み、なんと最上級の6級に合格したのです。この士官生の歩みと結果について、真のお母様も本当にお喜びになられました。
また、ある学生は団長から紐で椅子と足をぐるぐると縛り付け、立ち上がれないぐらいにして勉強するのだと言われ、本当にその通りにして真剣に勉強しました。また、士官学校の歩みが苦痛に感じ、日本に帰るチケットを購入した士官生がいましたが、真の父母様のことを想い、自分を振り返った時にあまりにも申し訳なく感じ、天の願いを果たして差し上げたいと思い直して再び歩み、学生副会長を立派に務めた日本の女性もいたとのことです。士官生としての歩み、そしてその後の指導者となるためのプレッシャーに負けず、真の父母様に相対することに最善を尽くしている様子が、講話を通して活き活きとわかりました。
真のお母様は、天宙平和士官学校の学生たちが一日でも早く成長し、世界に出て行き、自身に与えられたみ旨を成すことを待ちわびておられます。偏った指導力ではなく、精誠と霊性、み言能力、外交能力、経済能力、伝統相続、教会運営において高い基準でバランスのとれた指導者となるように士官学校では養育されます。また卒業する時には、真の父母様から直接の按手・発令を受けていきます。これは大きな責任でありますが、同時に大きな祝福です。真の父母様のみ旨を受け、天一国時代を導く指導者養成にすべての力が注がれています。
この説明会を通して、真の父母様が今、二世圏の指導者を求めておられる中で、その願いに相対していくにはどのような基準が必要なのか、また何を備えていくべきなのか、また高校生は自身の具体的な進路について考える時間となり、大学生、青年は自身の人生について再考する時間となり、父母や食口の方々にとっては子女たちに対する真の父母様の願いを知ることのできた時間となりました。
【天宙平和士官学校 3期生の募集について】
募集期間は2014年8月1日~31日となる予定です。9月から10月中に選抜のための修錬会が2泊3日で行われる予定です。より詳しい内容は、天宙平和士官学校のホームページをご覧ください。
【参加者の感想】
●士官学校が真の父母様の愛と精誠の下で創立され、現在に至るまで投入され続けていることが具体的に分かりました。地区長、金東佑校長のみ言からも真の父母様の切実な心情を感じ、学生会長の小野沢さんが直接証していた内容はとても心に残りました。(8 地区 牧会者)
●今日の説明会を通して、二世に対して真の父母様の大きく、切実な願いを感じました。士官学校については、今までほとんど知らなかったので、ビジョンやカリキュラムや一日のスケジュールを具体的に知ることができて良かったです。(CARP)
●士官学校に対して実際には不明な部分が多かったので、直接話を聞くことが出来てとても良い機会になりました。真の父母様の願いにより発足し、お母様が直接関わっておられることが何よりも価値あることだと思いました。(学生)