ニジェールをはじめ、マリ、モーリタニアなどサハラ砂漠南縁部の5ヵ国から成る「G5 サヘル」のほか、「アフリカ連合」、「西アフリカ諸国経済共同体」、と天宙平和連合(UPF)との共同主催による “大陸単位”の祝福式「ニジェール真の家庭祝福祝祭および平和祝福式」が11月29日、ニジェールのコンベンションセンター(Palace of Congress)にて挙行されました。
祝福式には、予備祝福を受けた2100組の代表となる700 組のカップルがイスラームの伝統衣装を着て参列。その中には「2019 アフリカ大陸サミット」に参加したアフリカ諸国の現職・元職の首脳、国会議長、大臣、国会議員、宗教団体リーダーなども多数含まれています。
超宗教の祈祷では、ナイジェリアのオコリコ主教とマンスール・ディウフ首長の両氏が「平和の母であられる真のお母様(韓鶴子総裁)の祝福が、このニジェールとアフリカに共にあるように」との願いを天に捧げました。
ニジェールの家族大臣の歓迎の辞のあと、祝福家庭15カップルの介添人の間を、真のお母様が入場され、イスラームの伝統衣装を着たニジェールの新郎新婦と、アフリカの指導者たちが代表で舞台に立ちました。
(イスラーム国家で)最初の“国家主管”の祝福式は、聖水式から始まりました。イスラーム文化圏では、聖水を撒く儀式がキリスト教への改宗(洗礼)との大きな誤解を招く恐れがあるため、新郎新婦が手を取り合い、その握った手に真のお母様が一組ずつ聖水をつけてくださいました。その姿があまりにも神聖で感動的だったため、場内では感嘆と拍手が止みませんでした。
聖婚問答のあと、真のお母様が「いま、彼らによってこのニジェールは、天の父母様に侍る『神ニジェール』として、アフリカ大陸の中心、天の父母様に侍る国として光となり、誇りとなれる、あなたが本来創造された本然の美しい創造の園、人類が願う夢、自由、平等、平和、統一の幸福な地上天国を成し遂げるために、先頭に立つことのできるこの民族、この国、祝福を受けた家庭となれるように、真の父母(文鮮明師・韓鶴子総裁ご夫妻)の名によって祝願、宣布致します」と祝祷されると、参加者はみな「アーヂュ」と大きな声で答えました。
続いて、礼物交換と聖婚宣布、マリのディオンクンダ・トラオレ元大統領らによる花束と礼物の奉呈があり、さらにニジェールの青年学生たちが純潔誓約式を行った後、「ミロブチョ(押し進めなさい)」「幸せです」という歌に合わせて素敵なダンスを披露すると、祝福式の会場がさらに祝祭の場となりました。ニジェールのブリジ・ラフィニ首相は祝辞で「アフリカにあるすべての国には葛藤と紛争があります。それでも、私たちアフリカ人はみなが『平和』を願っています。きょう『平和の母』である真のお母様がこの地に来られて、『平和』のための祝福式を施してくださるとは、これは私たちにとって最も貴重なプレゼントであり祝福です。真のお母様によるこの祝福がさらに拡散し、祝福を通して平和が満ちることを願います」と述べました。
祝辞の後、真のお母様はラフィニ首相らに感謝牌を贈呈されました。
最後にサントメ・プリンシペのセカセカ天一国大使の億万歳によって祝福式は幕を閉じました。