“真の愛を実践する天一国の真の主人になろう”

第55 回「真の万物の日」敬礼式を挙行

天暦5月1日(陽5月26日)午前7時から、東京・渋谷の松濤本部礼拝堂で、「第55回真の万物の日」敬礼式が行われ、本部スタッフや南東京教区の教会員など多くのメンバーが集まりました。

堀正一・南東京教区長の司会で始まった式典は、主礼の宋龍天総会長によるローソクの点火、全体で敬拝、家庭盟誓の唱和のあと、矢野治佳伝道教育局長が代表報告祈祷を行いました。

祝賀のケーキカットに続き、徳野英治会長が激励の辞を述べ、「(4月の『聖婚57周年記念式』で)真のお母様は『羅針盤を持たず行くべき道が分からない人類は、真の父母につながるしかない』という趣旨のみ言を語られました。5月14日の東京大会(孝情文化フェスティバル)でもお母様は『真の父母を知らなければなりません。(世界の様々な問題を解決するためには)父母に侍らなければなりません』と強調され、私たちが日本のすべての国民に天の父母様・真の父母様を知らせ侍る運動こそが、家庭連合の運動の核心であると宣布してくださいました」と訴えました。

続いて、『真の父母經』の一節が訓読された後、宋総会長が記念説教を行い、以下の内容を語りました。

「万物は神様がアダム・エバ(子女)に下さった贈り物です。すべての万物は、神様が立てられた自然法則に従い、秩序的に生きます。すべての被造物は、互いが為に生きるようになっているのです。

そういう観点から考えるとき、親子の関係を深く悟らなければなりません。すべての親は自分の子供の為に存在します。どれほど立派な子供であっても、子供は親の愛を一方的に受ける存在なのです。

親の愛を受けた子女は、神様の創造目的を完成する者とならなければなりません。神様を中心として、すべてが真の愛を実践する者とならなければならないのです。愛の関係は、主人と僕の関係ではなく、犠牲と投入を行う関係です。人間と万物の関係も同じです。

きょう万物の日を迎え、私たちはもう一度深く考える必要があります。万物は人間の為に存在しますが、人間は万物を自分勝手に扱ってはいけないのです。

私たちが真の父母となったとき、万物が解放され、神様も解放・釈放されます。そして私たちも創造目的を完成し、私たちの家庭を完成することができるのです。

真の父母様が下さった2020年までの標語は、『創造主、天の父母様に似た、真の愛を実践する天一国の真の主人になろう』です。神様がアダムとエバに下さった三大祝福のみ言のように、私たちがこの標語を実践するとき、神様が喜ばれ、万物が喜び解放されて神様の子女である人間から主管されることを願うようになります。私たちが天一国の真の主人として立つことができるようになるのです」

宋総会長の祝祷、全体祈祷のあと、最後に髙洋介・目黒家庭教会長が「ウリヌンハナダ」(私たちは一つ)を含めた億万歳“五”唱を行い、敬礼式は終了しました。