家庭崩壊ふせぐ祝福結婚の恩賜

家庭教育局長 佐野邦雄

 天一国基元節3年(陽暦3月3日)の年、明けましておめでとうございます。全国祝福家庭、食口の皆様、健康で新しい年を出発されたことと拝察申し上げます。

 昨年は、内外の多難の一年でした。中東、ウクライナ、東アジアでの対立紛争、テロ、航空機・船舶事故、西アフリカのエボラ出血熱など、日本国内でも大型台風襲来、水害、御嶽山噴火、地震、雪害など連続する災害に、人類の終末を彷彿させるような年でした。
 しかし、さらに深刻なことは、家庭倫理の崩壊と家庭内犯罪の増加、非婚、晩婚、同性婚など結婚自体の崩壊、それに伴う少子高齢化の加速という内的試練です。

 私達統一教会は、真の父母様と祝福結婚の恩賜をもって、この世界崩壊に立ち向かっており、家庭教育局もVISION 2020七大運営指標第1項、「四大心情圏を育む天一国国民と理想家庭造り」を軸として、家庭教育に全方面から取り組んできました。

 今や家庭教育を充実させ、二世圏の祝福と未来の天一国人材の輩出強化を行う以外、世界を救う道はありません。真のお母様より賜った、天宙士官学校、TOP GUN 修クレインズクラブ訪米修等を通しての「名門家庭」の拡大こそ、本年の第一命題であると思います。

 全国祝福家庭の皆様、全ての祝福家庭の子女は、神様の血統、すなわち「清い水」です。彼らの存在と活躍こそ世界救済の希望です。必ず全ての家庭から真のお母様が語られる「どのような立場にあっても、人々に真の父母を証し、新しい生命を与える子女」を生みだしましょう。